アトピー盛況 メイクをあきらめない
2.ステージメイクもなんとかかんとか。あと大事なクレンジング
(ここに書かれていることは、「アトピーの人はこうすると治りますよ」ということではありません。私が個人的に自己判断でやったことの記録です。記事を参考にして実践を試みるかたは、自分のお肌の調子と相談しながら、慎重にがんばってくださいね。)
ステージメイクで、ドーランとか塗る人もいますが、私は手抜きというかもともと肌が厚塗りに耐えられないので、通常のステージメイクは、「普通のメイクをしっかり。具体的にはベースは普通と同じでポイントメイクだけ濃くする」というやりかたです。
ファンデーションは、以前はメイベリンのパウダーファンデを使用していたけど、
このアトピー大爆発のため、パウダーファンデはしばらくお預けに…
(アトピーは肌の水分がなくなってしまうので、無理に塗ったとしてもかぴっかぴになってしまいさらにお肌の水分を吸収してしまう。肌には悪いと思います…。)
そこでものすごくありがたかったのが、当時はBBクリームが登場してきた頃で、それらのなかから肌と相性がいいものを選んだところ、
ビンゴ!! 大丈夫だった~よ!!!
当時使用してたBBクリームはもう店頭では買いにくいですが、昨今は種類も豊富になってきて、敏感肌をコンセプトに作られてるブランドからも、BBが出てる。
なので現在アトピーで困っているおしゃれさん、ラッキーよ~アンタ(おばさん)。
アイメイクは、短時間で落とすの覚悟で通常のものを使用してました。
(直接肌につけるものではないけど、マスカラ合う合わないというのもあるようです。友達が「マスカラでかぶれた」と言ってたことがありました。まぶたが腫れたそうです。
あと、つけまつげのノリもけっこう怖いようなので、アイメイクをしたあとに眼の周りになにかあった人、至急そのアイメイクは捨てるか肌丈夫な人にあげたほうがいいと思う)
口紅は、日常メイクのとこに描いたオリジナル口紅で挑みました。
一回塗る-ティッシュくわえる-もう一回塗る で、そうとうはっきり色が着く。
なにしろ、
1唇に少し赤みがあり、
2肌がやや白い、もしくはまだらではなく均一な色味と質感
だと、メイクしてる感が出るので…(すみませんコピペです)
ちなみに、コンタクトをするのも一時期は控えていたので、ライブ中は悪い目のままでがんばってました。階段踏み外さなくってよかったなぁ。
ライブ前後は、妙にメイクの濃いメガネっこでしたね…
クレンジングは洗い流せないオイルで
さてっ。とっても大切な、クレンジングの話です。
メイクしたあと、落とすときにしくじると、ダメージでかいので、当時はとっても用心してクレンジングをしてました。
肌に合わないと感じたら、即効で使用中止。
合わないやつの刺激が肌にとって大変よくないので、「高かったのに…」とか理由があっても、もう二度と使用しない。このさいお肌第一。
クレンジング剤は日進月歩で、昨今はマイルドなものが出てきてありがたいなぁと思いますが、すごく肌が調子悪いときは、どんだけマイルドなものでもやられてしまう。
そこで、安全に安全を望んで私がやってたクレンジング方法はこれ
「食用オリーブオイルでクレンジング。物理的にふき取る」
これは賛否両論だと思いますが、クレンジングはさっきも言ったように刺激が強いものが多いので注意が必要。なぜなら、現在出回ってるクレンジング剤のほとんどが、油と水を混ぜあわせて(乳化させて)水に流す役割をするわけなので。
一時期、なじませたあと、さっと水になじんで洗い流せるオイルが流行ったけど、あれなんて最たるもので、肌が弱い人はできれば使わないほうがいいと思います。
そんなわけで、
水に流すことをあきらめるクレンジング法
やりかたは簡単 オリーブオイル(普通の食事用のある程度ちゃんとしたコールドプレスのオリーブオイルでオーケー。抵抗ある人はエキストラバージンなど高品質なオイルをおすすめ)を十滴くらいメイクになじませる。(肌用の椿オイルとかホホバオイルとか、相性いいオイルがあるならそれでもいいとおもいます。)
アイメイクも軽い場合はぜんぶ一緒に落としていいんですが、オイルはすごく肌になじみやすいので、眼に入らないよう注意します。べったりアイメイクの場合は、いちばん最初にアイメイクのみをオイル1滴使って落すという工程のあと、全体メイクを落すと効率いいと思います。
メイクが十分なじんだら、ティッシュ3枚くらい使用して、何度かおさえてオイルごととる。ここではけっしてごしごし拭かない。あくまでメイクを抱えこんだ油分を取る感じです。
その後、ぬるま湯でしっかりとせっけん洗顔(二度洗いでバッチリ)して、できあがり!!
そうそう、メイク落すからには、髪の毛もちゃんとブロックしましょう。
前髪や横髪をばっちりヘアターバンで上げてメイク落しに挑む。肌をよくするための一種の儀式である…
せっけんを流すときに、ひたいの端とか首のほうとかがきれいに流せてなくって、あとでかゆくなってしまうことも多いので、しつこくすすぐ
水使うし、時間はかかるんだけど、せっかくメイクまでうまくいってるので、落とすところでしくじったら、もったいないじゃないですか。
なので、がんばりました。
そうそう、おまけのエピソードいいですか。
クレンジング剤でしくじったものがあるって書きましたが。
以前、泡が立つ液状タイプのクレンジング剤で、肌にすんごい刺激があるものがあって、
(それも肌にマイルドという説明書きにだまされて購入して大失敗)
腹いせに台所に持って行って台所用洗剤として使用したところ、
どんなしつこい油汚れもみるみる落ちてお皿がピッカピカになる洗剤に大変身~!!!
おもしろかったけどあきれたね。こんなに油汚れがバンバン落ちるなんて想像できなかったよ。
考えてみたらメイクって落ちにくいようにできてる油汚れなので、それをこんどはきれいさっぱり落としたい、しかもお肌には優しくとか、悪魔でもかなえるのが無理な相談を引き受けなければいけないなんて、
化粧品会社ってたいへんですよね…
アトピー盛況 なのにオランダにツアー に続く!
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