某社で書いたブログが削除されショック受けた!!!

こんにちは、中央線では地味なルックスの部類に入る猫井るととです

 

これを体験したのは過去ですが、昨今のSNSでの知人さん作家さんのアカウント閉鎖(垢バン=アカウントBAN)や部分的な制限(部分BAN)を受け、「いっけんフリーダムなネット社会ですが実はフリーに見えるだけで時々これこれこういう恐ろしい眼に逢うことがありますから注意していきましょう」みたいなテーマのひとつとして、とりあえず気になってる皆様に「とある情報の記録」として掲載することにしました。

 

 私はここ近年、きりもりしているまんがサークル「たいれる社」の具体的な運営に力を注いでいます。 たいれる社が設立されたのは90年代ですが、ここ近年、千之ナイフを専属作家として位置し、描き下ろし作品をコンスタントに企画販売するようになってからは、そのエネルギーは太陽フレアのように高まってきています。

 

そんなわけで、話は2019年の夏にさかのぼります。

私は一心不乱に、電子版漫画の準備をして過ごしていました。 

千之ナイフの描きおろし同人誌を、夏である間にデジタルにまとめてダウンロードサイトに置きまくりたかったのです。

 これからの自費出版の大海原へと航行するたいれる社未来への架け橋プロジェクト(なんだかうさんくさいプロジェクト名出ちゃったな…)の一環として記念すべきたいれる社コンテンツ電子版のスタート。

それはささやかではありますが記念すべきプロジェクトだったのです。

 

そしてそれはついに実現。8月最後の日から初作品 千之ナイフ「Hide & Seek」がファン座とDL祭斗をはじめいくつかの電書販売店にてダウンロード販売開始に!

 うれしかったですよ、千之ナイフのTSF系の漫画の近作は昨今、実存同人誌を中心に発表していて。それを、デジタルでもやっと、自力でやっと出せたので…!!

(くわしくはこちらに記事やリンクがあるので、チェックしてみてくださいね)

 

思いおこせば、その年。私はほんとうにたいれる社のために時間を使っていました。

春先。いままでメインで使用してたヤプーブログ「もうブログやらないよ」ってことを発表したその頃から…。

  新しくお引越しした際、たいれる社としてホームページを構えるにあたって、「ブログ」の形をとるのになんとなく抵抗があったので、思い切って飴なんとかが提供している飴さん負う人(商人のことをしょうにん、と読む以外にあきんどって読みますよね。そんな感じで読んでみてください)に決めました。理由は大きな画像が良いクオリティでドカンと貼れるから。

 同じような形態のウェブサービスWixがあります。ただこちらは利用しませんでした。なぜかというと、Wixは外来サービスで、日本に来てからの期間がまだ短く、定着するか否かを見極めるにはまだ時間が必要だと思ったからです。

 

 春はその制作のためにほとんどの時間を使い、

ついにホームページの基礎が完成したよ~(´∀`*
それに少しづつ情報を足していくうちに、飴さん負う人だけでは詳細を記すのにはページが足りないってことがわかってきて

…画像こそデカいのをバンバン貼れますが、容量が少ないのが飴さん負う人の特徴みたい。私のように脳内があれもこれもと記事を羅列したい雑誌的構造をしてなくって、コンテンツをさっくりさっぱりスマートにまとめることができる人には向いてるかもしれないけれど…

きゅうきょ本家の飴さんブログも使い、まずは基本、飴さん負う人にメインのホームページを構え、各コンテンツの詳細は飴さんブログに飛んで読んでいただく…という飴さんサービス連携プランを考え、構築しまくったのです。さっすが猫井~!!!

 

さてっそして何事もなく夏が来て、新刊のお知らせを更新したり、おかげさまでBACE店での同人誌/グッズ通販を開始できたりと、月日は流れ…

 

恐怖に血も凍る削除は、その千之電子漫画を発売した開始直後に起きました!!!

それも、引き金を引いたのは私自身だったんだよ…パトラッシュ…(若いヤングの皆さんに注・このパトラッシュというのは、ひどく哀しいときにそばにいる犬の名前です。)

 

ことのきっかけは、こうです。

 私は、頼もしいツイッター内にいる皆様がたの力を借りながら広報を開始するかたわら、すごい勢いで飴さん負う人飴さんブログとの更新を開始しました。

 そのとき、ふと思ったのが(このふとというのが真っ逆さまに自滅していく時のポイント) 猫井実はかなりの数のヤングな諸君ともツイッターで繋がっているのです。

教育機関はどう思ってるか知らないですが、ツイッターというのはいまの未成年にとってははじめての社会とのかかわりのひとつでもあります。

ツイッターにはありとあらゆる人、いい人悪い人、善人悪人、頭いい人頭悪い人、よさそうに見えるけど悪い人 がいます。

それを知ることで完全ではないですがある程度社会勉強にもなるのかなと思っている。
(頭悪い子は頭悪い大人を見習って頭悪い世界へとどんどん退化していってるという説もありますが…)

 こんな猫井でもヤングな諸君に知ってほしい社会的な話題などをツイートしたいことがありました。

 それもあって、今回販売する電子媒体の漫画は、ヤングな諸君は購入できないですよというのを、どこかに明記したほうがいいのではないだろうか。と思ったのです。

 なので猫井はある夜、更新のかたわら、飴さん負う人新作電子漫画紹介記事のイラストの下に、とある単語をおきました。その単語を、いまから書きますさぁ心の準備はいいですか?


平成という単語の2文字目

暇人という単語の2文字目

傾向という単語の2文字目

これらの漢字三文字を記したのです…全国のヤングな諸君のために。

 

これが聞いてよ、オオハズレ(爆)
翌朝起きたらそのページがまるまる表示停止になってました

 ほどなく、

飴さんブログのほうのその漫画紹介の記事がまるごと削除されているのにも気づきました。

「ホァ!?」となってる私のもとに、飴さんから一通のメッセージが。

 

(がんばって家を建てたら突然何部屋かが消失したり封鎖されたりしたのでびっくりして呆然としてたら頭の上にハンマーが振ってきたような感じだと思ってください)

 

 その内容は、わかりやすい簡潔な言葉でしたが、以下のようなものでした。

(猫井がさらに簡潔に口語でまとめたものを書きます)

 

あんたのページの内容が規約に違反してるので停止にしたよ。
今後は違反しないページを作ってね。

今後も変なページをつくったら即効削除するからね。

 

私はすぐさま、とても丁寧な言葉遣いで、以下のような内容を書いて送りました。

 

アップしたページのどこが規約に違反したのか教えてもらえないですか?

規約に違反したとは当方まったく考えてなかったので、それらがわからないと今後も違反を繰り返す可能性がありますので教えてください。

 

すぐに飴さんから以下のような内容の返答が送られてきました。

それには、以下のようなことが書かれていました。

 

それは絶対に教えられないね。

それを教えたら、あんたはそれを書かないようにうまくごまかして問題あるページを作れるようになっちゃう。だから教えられないんだよね。

まあとにかくこれからは気をつけて作ってね。

ほいこれが規約リンク。よく読んでね。(以下リンク添付)

 

さてここでみなさんは、疑問に思うかもしれません。

 

「なんで猫井はそのメールのスクショを置かないんだろう?」

それはね…その行為が禁止されているからなんですよ!!!

 

どのメールの終わりも、必ずこのような文章が記されていました。
「このメッセージの転載やアップロードを禁止します」

ブログ削除には心理的な怒りがついて回ります。
ブロガーは怒り狂って削除されたことを記事にするかもしれません。

会社はそれをちゃんと推測して先手を打っているわけ。

だけどね…

 

今回のことは、禁止されている単語を使用したというのがたぶん飴さん株式会社のセンサーにひっかかったのだと思うんだけど、その単語は全国のヤングな諸君のためにやったことです。

 飴さんには、そういったセンサー部署があり、日夜センサーに触れ抽出されたページを機械的に停止削除処分にしているのでしょう。

 

ですが、問題は人です。そこには人間も働いているはず。

ユーザーがなにをもってその単語を使用したのか、その単語を使用した意図はどこにあるのか。

 そこを見定めて欲しかったですね…

 

今回の判定には、モンティ・パイソン「エホバって言った」ギャグに近いものを感じました(モンティ・パイソンとは70-80年代にイギリスで活動した伝説のコメディ集団です)。

 

エホバという名があまりに尊いものなので、口にするのを禁じられている古代世界。

ある罪人が石打ちの刑に逢っています。

「なにがいけないっていうんだ、おれはただエホバって言っただけで…」

無数の石が男に飛んでくる。

男はダバダバと石つぶてを浴びながらやけくそ。「もー! 頭くるわー! こんなことでひどい目に。こうなったらやけくそだわー! エーホバエホバ、エホバー!!!
 役人が叫びます。「口にしてはいけない言葉を連呼するとはなんという罪深い!!!」 「るせー!!!エーホバエーホバエホバ、エホバーエホバ、エホバー!

あたりはもう大騒ぎ。

取り押さえられた男はもうぼっこぼこ。民衆の騒ぎが収まらないなか、役人が重ねてどやしつけます。
「いいか!? その言葉は禁止されている。わかったか!?みんな静まれ!いいか聞け!!

こんどもし、エホバと言ったら…」

とたんに群集からものすごい量の石を投げつけられる役人。ほどなく巨石が役人の上にのしかかり、役人はぺっちゃんこに。

 

そんなギャグです。(名作なんで観てみてね。)

ここで揶揄されてるのは、

あるときから禁則の言葉という設定が行われ、その後に続く禁則を唱えたということに対して、バックボーンも事情も状況もくそもなく、ただその言葉が禁則だからといって即効でなにも考えず封印するという人の世のおろかさです。

 

それを脈々と続けている人の世はたいへんですね…

 

さて、いろいろとびっくりしたのもつかの間、以下に挙げるたいれる社の電子書籍のページが閲覧禁止となったのに及び、猫井はもう飴さん系列のブログサービスのメインでの使用継続をあきらめました

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 たぶんうちのコンテンツに向いてないんだなって思って

 

 ところで、今回の一連の飴さん騒動で、私がひとつ飴さん株式会社に伝えたいことがあります。

それは、やって欲しくないことを最初からちゃんと具体的に書いて、利用者が余計なことでストレスを感じたり頭にきたりする時間を節約してほしいということです。

・法律に反すること、他人を傷つけるようなこと、公序良俗に反することに関する掲載」
私はたいれる社コンテンツがここに抵触していたのだと推測していますが、飴さん会社が考える公序良俗に反することにたいれる社のコンテンツがあたるということが判断できていませんでした。

2019年秋には、飴さんブログが設定しているブログ内容を表すハッシュタグのなかには、禁断のワード三文字の具体的内容に抵触する可能性がとても大きい単語、てか具体的な内容そのものの、(たとえば#S-X#フェ-#不-などです)が、ざっと数えただけで23項目ありました。

(注: 2020年以降は一掃されています)

 

こんだけハッシュタグが充実してたら、当然それ系の記事を書いても問題ないと判断しませんか??? 少なくとも私は頭が悪いらしくてそう勘違いしてしまいました。

 

なので、もし今後むだな時間を閲覧禁止や削除に使用したくなかったら…

あと、

むだなユーザーの怒りの思念電波を受けたくなかったら…

いっっっっっちばんトップに、「これ、これ、これ系の記述は一切だめです」

ばっちり書いといてもらったかったとです!

 

 あとちょっと推測したのですが、今回の騒動のなかで削除されたページってすべてファン座にリンクしたものばっかりなんですよ…

でも、そうだとしたら、上に添付した削除画像ページに、ファン座のリンクのある電子媒体まんがを載せたのは、同年の春なんだけど… 半年間は気がつかなかったのかな…

まあいい。考えたって答えが出るわけでもないので、

 大好きなおやつ食べよーっと。

 

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以下は猫井がいままで手がけてきた千之ナイフの本やバンドのCDなどの「実在コンテンツ」を見渡してポチポチできるたいれる社通販サイトです。
本は内容がちょい読みできるようになってるので、ぜひゆっくり見ていってくださいね!

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あっ!!!!!!そういえば、、、、、

実は上の通販BACE店でも、規約にひっかかって近刊千之ナイフの同人誌がいくつか販売できなくなってしまいました!! ほんとうに世の中って恐ろしい…  

なので↑では全年齢向けのコンテンツと、PSYDOLLの円盤やTシャツが主力商品です。

 こちらの直販店↓に、現在たいれる社で販売してる実物アイテムすべてがそろっているので、ぜひご覧ください。(Pixivのアカウント(無料)でログインしてね!)

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