アトピー盛況 自縛開始! スキンケアをしまくった
1 せっけんとマキロンs
-まずはかゆくっても絶対にかかない。
基本は清浄、保湿、保護の繰り返しで肌のダメージを修復していく
(ここに書かれていることは、「アトピーの人はこうすると治りますよ」ということではありません。私が個人的に自己判断でやったことの記録です。)
さて、まずはかゆみとの対決です。
起きているときは絶対になにがあろうとも かかない、触らない を徹底しました。
アトピーをわずらうと、皮膚が乾燥しまくってしまい、水分が非常に少なくなってしまうということがわかっています。
そのため、通常だったらどうってことない細菌たち(黄色ブドウ球菌などですね。手にいっぱい付いてるやつ。めちゃくちゃ増えると皮膚を汚染したり、胃で食中毒を起こしたりと悪さをする菌です)が、必要以上に繁殖してかゆみとかブツブツを増やしてしまうという。
なので、とにかく手を洗って清潔にしておく、そしてトラブルある部分を触らない。
を徹底しました。
つめは三層になっていて、できればパチン、パチンとクリップで切らないほうがいいらしいですね、もろくて割れちゃう人もいるので…
やすりとかつめけずりで、まるーく仕上げると、ストレス解消にもなるので 良い (今はロック系の楽器店で売ってたヘンケルのつめやすりでDVDとか観ながらごしごししてます。携帯便利で旅行のおともにもグッド!)
包帯
外の菌とか自分の爪から患部を守るために、オーバーですが包帯だらけになりました。
短期戦をもくろんでいたので、このくらいはなんでもない。
日夜SFホラー傑作「透明人間」のように包帯巻きまくりました。
ゾンビといい透明人間といい、由緒正しい…アトピーって正統派ホラーなんですね
(あくまで個人的な感想です)
純粋にいうと包帯ではないのだけど、包帯ネットも便利なので使用しました。
すごい精密に滅菌しなくっても大丈夫な疾患なのをいいことに、使った後でもお洗濯して何度か使えるお得さも素敵
手錠
夜、眠るときにどうしてもコシャコシャとかいてしまうのをとめるため、プラスチック製のチェーンとナスカンで、手製のゆるい手錠を開発。
マニアの人には怒られそうなゆるいデザインの代物でしたが、それをつけて眠ることで、 眠っている間のダメージがぐんと減りました。こんな感じです↓
なんて悲惨な闘いなのだろう…
それと、細菌の数を減らすための消毒。これは、せっけんとマキロンを使いました。
せっけんやマキロンが、痛んだ肌の刺激となるという心配もありますが、
刺激になるのと 肌が清潔になるのとどっちがいいのって考えて、清潔を取りました。
あと、お風呂ってゆったりするので気持ちいいんだけど、ある程度のお湯にしばらく身体を浸すってことにより、せっかくの皮膚の脂分すべてが抜けていっちゃいそうになると思いませんか?
それが心配だったので、でっっっっきるだけぬるいお湯に入りました。
おふろで清浄に。そして消毒。そのあと保湿。順番に書いていくと、
入浴剤
華密恋は超絶よかったですよー。
アトピーで検索すると、かなりの数いろんな専用入浴剤が出てくるのですが、保湿が大事っていうのはわかるけど、ぬるぬるしっぱなしってイヤじゃないですか。
華密恋は保湿作用と傷修復作用が見込まれるカミツレのエキスを、お湯に入れるためにそのまま濃縮したものです。なのでお湯はさらさらのまま。
そしてびっくりな保湿効果とお肌を回復させる(個人的な感想だけど)効果があります。
高いけど… カミツレ育てて絞っているので仕方ないですかね(;_;)
華密恋はその他 クリームや化粧水も出してるのだけど、この会社の製品は華密恋薬用入浴剤に始まり 華密恋薬用入浴剤に終わるといっても過言ではないでしょう。(メーカーさんごめんなさい)
この入浴剤を勝手にちょっとイレギュラーな使い方もしていたので、それは保湿の項目で書こうと思います
せっけんはなるべく刺激が少ない固形のものを探して使いました。
アトピー用とか皮膚疾患用と銘打った液体せっけんもありますが、液状のものは、洗い流したあとでもぬるぬると保湿が効いててさっぱりしないものがあるので、せっけんを使用してました
ハンズにもいいせっけんがいっぱい置いてあるよ!!
たまに「皮膚科専門医が考案したどーこー」みたいなせっけんがあってべらぼうに高いのですが、そんなん見向きもせずに安くって無香料で汚れ落とすだけに専念してくれる実直なせっけんを探して使いました。肌に合わなければ台所用として転勤させて、どんどん次にいくという…
なかでもカネヨのせっけんはとってもよいのに安いからすばらしい。
カネヨっていうとふきん用の台所せっけんとか洗剤のメーカーなので、びっくりされるのですが、実は「せっけんのことならなんでもまかせろ!」という会社。化粧品会社ではないのでびっくりするほどお得な値段でよい石鹸を出していたりします。こういう素朴な良い会社が増えてくれるといいよね…
カウブランドのも刺激が少なくてほんとうに気持ちいい洗い心地です
※追加※ せっけんで洗うときは、当時はもちろん手で洗ってました。普通泡立ちがいいスポンジとか身体洗い用タオルとかで洗うと思いますが…。
予断ですが、背中のしっしんがぜんぜん消えなくって、ひどくなる一方で悩んでた人が、よく考えてみたら、
かったいナイロンタオルで昼間のストレスをすべて洗い流すような勢いで、ごっしごし洗ってた
のが判明したことがあったそうです。
あと、頭のしっしんがひどくなった人に髪を洗う方法を聞いたところ、刺激が強いクール系のシャンプーをしかもボトルから直接頭皮にかけて、原液を塗りこみつつこすり洗いしてたことが判明したりとか。
生活の習慣が原因になってるとき、それが原因なんてまったく思いつかないときがあるそうなので、肌トラブルに悩んでる人は、いろんな生活のパターンを見つめなおすことも重要かと思いました…
消毒
せっけんで菌を落としたあとは、マキロンで追加攻撃。
一時期はボディーローションのように塗りたくってましたねー
(マキロンの有効成分が裏目に出る人もいるようなので、もしもアトピーの消毒用として使用するときはそこそこの箇所から、少しづつ試すほうがいいかも)
マキロンはすぐれた殺菌力がありますが、保湿のことはなにひとつ考えてない奴なので、マキロンのあとは必ず保湿のプロセスをふみました。
長くなったんで分けますね