9月になると、血相変えて日本に現れるアメリカ人の友達がいて、
なんでそんなに必ず9月に来るのかと思ったら、
東京ゲームショウだから。ということが判明。
どっちかっていうと私どものうちは東京都の西のほうなので、
「幕張、遠すぎ」って冷たく言ってた私です
でも、今回は東京ゲームショウ、それもなぜかビジネスデーに2日間通ってしまった。
それも…
Voxon VX1 立体投影マシン from AUオーストラリア
をこの眼で見る…それだけのために…だっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Voxon Photonicsのブースは、やや薄暗く、なにやら怪しいレトロフューチャーな様相
呼び込みのおにいさんもにこやかではあるが、眼が笑っていない
でもそれは。この人が単なる呼び込みのおにいさんではないからだ…
この人、VX1たんの開発者なんですよ…
ここまでくるのに、十年以上かかったらしいです
そしてついに時は熟し、世界中のコンピューターテクノロジー業界に殴りこみが開始された…
日本初上陸は、2018年の春。
VX1たんはカンタス飛行機に乗ってどこまでも北上。神秘の国日本へ
そして吉祥寺のとある天才プログラマーのオフィスに預けられた。
プロモーション用の新作立体ゲームのプログラミングファイルを搭載されるためである。
空っぽになったVX用のトランクを持ち中央線で空港に戻る途中、二人組のオーストラリア人技術者たちは、
「この変わった形のでっかいトランクには何が入っているんですか~」とよくわからない質問してきた猫井に
「いやもうこの中はからっぽなんだよ。ここには3D立体映像投影マシンが入ってたんだ」
…ついついVX1たんのビデオを見せびらかしてしまう
猫井はその画像に「こっ…これが、日本にあるんですかっ!? これを、…じかにこの眼で見れるときが来るんですかっ!?!」と大興奮。
技術者さんたち「我々はまた秋に東京に戻ってくる。そのとき、このVX1はみんなにその全貌をあらわすことになる(直訳)…」
そして秋、VX1たんの晴れ舞台…
東京ゲームショウ2018 ビジネス・デイ
ブースは薄暗いテント小屋状で、VX1たんが起動してないといまいち暗くて怖い
でも、彼が走り始めるとそこはレトロ・フューチャーな亜空間に!
下の写真はセッティング前に撮影されたものですが、見ていただけるとわかるようにかなりコンパクトです
プロジェクターが搭載された機械部はタワー型の大き目のPCを横置きした程度、それの上に直径50センチ前後の半球形のガラス製ドームのカバーがついている。
VOXONと書かれている小さなモニターまでが本体で、下は単なる台。
猫井が中央線で、運んできたケースを見たとき、大きめのヘルメットかなにかを運んでいるのかなって思ったくらいなので…
では… 長くなってしまった前置きはさておき、
とにかく! ビデオ画像みてみてください
どうでしょう、これ…
完全カラー立体画像なんですよ
『3Dデータでつくった立体的に見えるグラフィックを投影する』というタイプのものではなくって、縦横18cm、高さ 8cmくらいのおとうふの4倍ほどの空間のなかに、完全なる3Dが出現するんです。グラスは必要ありません。
もうね、猫井みたいに発光系アートフェチはもちろん、技術畑の人たちにとっては猫にかつおぶし状態
ハードウェアをお持ちのゲーム会社のエグゼクティブのかたがた(国内のメーカーさんほんど全員)、プログラマーさん、プログラマーの卵さん、IT技術開発の人、ゲームにかかわってるかたがた、その他あらゆる人がわらっわら集まってくれました
たちまち、あの有名な…この有名な…ロゴがこれでもか これでもかと入った
すごい量の名刺ゲットですやったね!!!
プログラマーさんとかめっちゃめちゃ興奮してて、
「この眼で見れてよかった!!」
とか
「これが今回の一番感動したものですっ!!」とか叫んでくれていましたね…嬉
ギズモードさんとかも、さっそく記事をアップしてくれました!
今回はゲームショウだったのでゲームでのアピールが中心でしたが、
VX1たんはこんなこともできるんです!
VX1に3Dカメラをつなげます。
カメラで立体物を撮影。たとえば顔面。広報部長がやってる動画をみてみてください
撮影された情報がリアルタイムにVX1に送られ、立体空間には部長の顔面が!
(フェイスブックにリンクしてたビデオはリンク切れになっちゃいましたごめんなさい。今後いい画像を発見したら、またリンクしますね)
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VX1は、現在医療用や、ミュージアムでの展示説明用などの用途で、すでに世界中のいくつかの場所に置かれはじめています。
たとえば、これは(本物の)人体をCTスキャンしたものをVX1が立体で出している画像
血管の中や、骨の形状の詳細など、詳細な立体での把握ができちゃうんです
この人もう死んだ人で、つまりはサンプル用に撮らせてくれた死体なんですけど、日本の人だそうですよ…東大で撮影したようです。
2日間は、長いようでほんとうにあっという間でした。
VX1をこの眼で見てみたい一心で、幕張まで通った猫井…
薄暗いなかであらゆる3Dを見せるVX1たんのアメージングな技に、ただただうっとりしてて、通訳なんてできたんだかできてなかったんだか。
CTOさんの表情が物語ってますね
チームVOXONと、たんなる運のいいVX1のフェチの日本人たち
そのうち、ふらりと入ったカフェで、バーで。
もしくはゲーセンで。
VOXONの立体プロジェクターを見れる日は近いとおもいます。
おつかれさまVX1!
ーーーぽっぽぽぽーぽっぽっぽっぽー(エレクトロなCMソング)ーーーーーーー
VOXONでは、VX1の販売をおこなっています。一台から販売可能、
一年間のメーカー保障つき、もちろんその後の修理にも対応しています。
このVX1を入手したいかた、興味のあるかたは、お気軽に
もしくは、VOXONPhotonics に直接ご連絡くださいね!!!
(写真のコントローラーは今回のための特別仕様、ゲーム用のオプションです。)
↓ Voxon VX1の東京ゲームショー登場記念動画です。あわせてどうぞ。
ちなみに、国産車のちゃんとしたものを買おうかな…どうしようかな…くらいな感じで迷ってる人は、今乗ってる車を大事にして、こっち購入を検討しませんか?
そのくらいの価格です。