春のゆううつさの中には危険が潜んでいる

春、それは限りなく危険な季節。

 

もうね、そろそろわかってきたんだけど、春、自分は ゆううつ になる。

 

たぶん、春がいちばん人々に「楽しかろう」と思われてる季節なんだよね

 

たぶん、春がいちばん人々が「楽しそうに」見えちゃう季節なんだよね

 

なので、その季節がすんなり楽しめない自分にはしょーじき毎年がっかりしておりました。

 

ただね、近年 春欝 という言葉が出てきて「あれ?そうなの」って思った。

春にがっかりしてるのって自分だけじゃなかったんだ。

 

確かに冬は寒さで緊張してたりするから欝どころじゃないし

うつうつとしてて終車乗り遅れたら凍え死ぬかもしれないし

 そういう意味ではある程度しゃんとしてないといけない。

 

そういう緊張からひといきついたとたんにがっかりしてしまうというのは、

心と身体が余裕ぶっこきはじめる季節だからこその副作用なのかなぁ… と。

 

さて 哀しさに悩む仲間たちよ。

 

 もうセント・ジョーンズ・ワートは試してみましたか??? 

なにそれ知らない という人もわりと多いのでこの場で布教しますと

これはがっかり気分の時 人によってはかなり効果あるサプリです。

 

 サプリっていうだけで「あ~ケンコー食品ねーハイハイ」ってそっぽ向く人

わかりますけどはいもうちょっとだけ読んでってよお兄さん!
( お嬢ちゃんにはお嬢ちゃんで大事な説明があるから最後まで読むんだよ! )

これ真面目に効きます。

人によると思いますが私はめちゃくちゃ効きました!

といっても薬効というほどではなくて いつの間にか普通に戻ってた くらいの自然な効きです

 

なので ここ数年 自分がわかってきてからは 春対策用に一袋買っといてます。

てか あまりそんなに常に躁欝ではないので一袋で一年もちます 私は。

 DHCはマニアックなサプリを買いやすい値段でどんどん出しているし、サトちゃんの佐藤製薬とかからも出てます。
 飲み薬みたいになってるものに抵抗ある人は、お茶のようにお湯で出して飲むタイプを試されてもいいのではと思います。

 

 アメリカ製のはもっと安くて量も多いのでそれでもいいと思います。
Now Foods社は、アメリカの会社でパッケージはオレンジで味気ないですが質がいい商品が揃ってる。サプリフリークの私が自信もっておすすめする会社でございます。

 

さてお嬢ちゃん

このセント・ジョーンズワート、とても効くのですがちょっとした注意事項があります。

これはあまり知られてないけどほんとうに大事なことなので

できればメーカーさんは可能なら

でっかい字で商品の裏に書いておいてもらいたいとおもうのですが

 

セント・ジョーンズ・ワートには 

ピル(避妊薬)の効き目をおさえちゃう作用があります

ので飲み合わせにはじゅうぶんご注意ください。

 

この飲み合わはけっこう重要なんだよね。というのは

もともとピルの作用により気持ちが欝々とする女子は多い(はず)。 

そこで欝をなんとかしようとするためセント・ジョーンズ・ワート服用

-ピル効かなくなる‥‥‥という可能性がなくもない。

 

なのでお嬢さんたちは服用のタイミングにご注意の上お求めください。

 

以上、春の欝々を、サプリでなんとかする方法でした。

 

さてここからは「迎え酒的な欝撃退法」です。

 

私は呑めないんですが 二日酔いの人には迎え酒(さらに呑む)というやり方があるとか。(単に吞んべぇの言い訳かもしれないですが)

そのように 欝にさらにパワフルな欝をぶつけるという方法ですね

これを書いていきます。

 

個人差があるのと あと欝と欝がさらに相乗作用をもたらして入院とかいう危険性もあるので

くれぐれも自己責任で 少しづつお試しください

 

  音楽療法早川義夫

ジャックスの世界   
ジャジー重いアシッドロックに、早川義男の呪怨のようなボーカルっていうか祝詞が合わさったヘビーなんてもんじゃないどろどろの音世界です。これだけ遅くてどぶどぶの生演奏がちゃんと成立してるのは、たぶんドラムのつのだひろが神だから。緊急を要する人は冒頭の「マリアンヌ」だけでもお試しください。

(逆作用で重症化する恐れがありますのでいちかばちかの覚悟で臨んでください)


(左はデジタル(イントロのみ視聴可)、右はリアルCD)

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フォークとかポップが好きな人はこちら↓

早川義夫様が、あなたといっしょに世界を呪い、美しく滅亡してくれるように啼いてくれるアルバム

かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう 早川義夫

(左がリアルCDで右がデジタル)

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早川義夫系列はあまり作品が多くないので、1~2枚購入で早川義夫の暴力的な退廃」とか「ジャックスみたいなヘヴィーなグルーヴの」的なことばを会話に挟むことで昭和アングラ好きのあやしい人々とも楽しくやっていく自信が持てるから安心!!!!!

 

読書梶井基次郎

 

昭和詩文学の至宝 耽美派詩人の大巨人 梶井先生の代表作と言い切ってもいい

 桜の樹の下には」 この強烈にダークな幻想で鬱をノックアウト!

 

 梶井先生の作品は詩とか詩小説(幻想散文)みたいな感じなので、ひとつの作品のページ数が少ない。したがって、欝が深まってて気力がなくなりつつあるときでも読めます。

 

 梶井先生の作品をどうせ読んでみるならば、全集でおさえることをおすすめします。

というのは、この人は作品数が少ないので、一冊でほとんどオッケーなんで

「私、梶井はぜんぶ読んでみたんだけど」

と言い張れるのです。

 

 全集には、桜の樹の下にはと、代表作と名高い檸檬も入っているので

桜でドロドロに腐乱しておいてシメに檸檬でがりっとリフレッシュするのもいいかも
(キンドル本と実在本をはっときますね)

(角川文庫の檸檬は、全種ではないですが桜と檸檬が両方入っているのでこれでもOKかと)

 

萩原朔太郎

 

病人特有のニューロティックな精神構造っていうのはこの人の書いたもののようなことを言うんだろうなという感じの詩を書く萩原朔太郎先生。

私もあまり健康はつらつなタイプではないので、とても共感が持てるのですが、「ずっとそういう精神状態でエレガントに過ごすには、私にはお金が足りない…」と感じ虚しくなっているのが現実でございます。

きらきらと美しい純粋結晶のような世界感。

頭の形状がとってもかっこいい人だったんだな 

という作品とはまったくカンケーない感想もありますが…

 
というわけで駆け足で「鬱」的な感情をサウンドや文学に昇華するような世界を残してくれたアーティスト/作家をご紹介してきましたが、なんというか、ひとことでいうと
みんな作品が少ないんですよね。
 そのこと自体、「鬱」的な感性を作品にまとめあげることは、エネルギーが要るし、この感情だけでは長くやってはいけないということを後世に伝えている、そんな気がしているのは私だけでしょうか。
 

桜の花吹雪がいつしか土に還ってしまっても‥‥‥

一緒に、がんばって生き延びましょう。

 

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---うちの家業のなかから迎え欝系強力コンテンツを宣伝させていただきます---

 

千之ナイフ漫画 中山市朗さん原作 呪いの連鎖を描いたドロドロの呪い連鎖物語

 

 決して関わってはいけない愉快な少年死太郎くんのジェットコースターホラー

死太郎くん1 (たいれる社)

死太郎くん1 (たいれる社)

 

 

石井飛鳥さん原作、千之ナイフ漫画。劇団廻天百眼の大ヒット演目を原作とした近未来の帝都に爆走するアンドロイドと人間との婚礼そして死闘を描く豪快グロテスクSF巨編

 

あっとそれから、猫井がいろいろな感情に惑わされながらずっと造っているPSYDOLL、これらもたぶんいろいろな精神状態に沿うと思うのでソっとリンク置いときますね。私の世界はもっともっとマイルドで寓話だけど…
密林音楽(アマゾン・ミュージック)で気軽に聴けるよ。

 

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